SSG(静的サイトジェネレーション)
定義
SSG(Server Side Generation)は、コンテンツを事前に静的な HTML ファイルとして生成し、サーバー上に配置する手法です。静的ファイルは、ユーザーがページにアクセスする際にサーバーからそのまま返されます。
特徴
ページが事前に生成され、サーバーサイドでの処理なしにそのまま配信されます。 データが変更されない限り、同じコンテンツが繰り返し提供されます。 パフォーマンスが高く、リクエストに対してすぐにページが表示されます。 サーバー負担が軽い、トラフィックが増えても安定して動作します。
例
Gatsby や Next.js(静的サイト生成モード)、Hugo、Jekyll などのツールやフレームワークが SSG をサポートしています。
利点
- 高速なページ表示(事前に生成されているため)
- サーバー負荷が少ない
- セキュリティ面で有利(動的なサーバーサイドコードがないため、攻撃のリスクが少ない)
欠点
- コンテンツの変更や更新が即時に反映されない(ビルドし直す必要がある)
- 動的なコンテンツを扱うのが難しい(ただし、API やサーバーレスを使って補うことは可能