tkrd-stack

学習ノート

自分の理解を深めるための技術メモ

← 一覧に戻る

MPA(マルチページアプリケーション)

定義

MPA は、各ページごとにサーバーから新たに HTML をロードする従来型のアーキテクチャです。

特徴

ユーザーがリンクをクリックするたびに、サーバーから新しいページをリクエストしてロードします。 各ページは独立しており、ページごとに異なる URL が割り当てられます。 主に伝統的なウェブサイトやニュースサイト、ブログなどで使用されます。

利点

  • SEO に有利(各ページが独立しているため、検索エンジンがページをインデックスしやすい)
  • JavaScript の依存が少ないため、ブラウザの互換性が良い
  • 初回のロードが軽く、ページ毎に必要なリソースだけを読み込む

欠点

  • ページ遷移ごとにサーバーとの通信が発生し、遅延が生じる場合がある
  • ユーザー体験が SPA よりもやや劣る(特に動的なコンテンツが多い場合)
  • 多くのページを管理するのが複雑になりやすい